奄美・沖永良部採集記③
そして迎えた沖永良部2日目。翌日はフェリーの日なのでできることは限られる。
3日あるという余裕から2日しかないという焦りへと変わってしまった。
7時に起床し、9時過ぎにK山へ到着。
タブノキを手当り次第に揺らしたりひたすら見上げるも特に何も起きず。
唯一施設みたいなところで揺らすとハナムグリか何かが飛び去ったきりであった。
そうこうしてる片手間に南方系の蝶をとり午前中が終わってしまう。
そのままルッキングを続けても良かったのだが、こちらへ来てからろくに物を口にしておらず、ヘロヘロになったため急いで飯屋へ向かう。
ペダルを漕ぐ力がでないので仕方なしに押してようやく最寄りの飯屋に到着。
トンカツを口にし、再びルッキングへ
相も変わらず収穫もなく15時ほどで眠気が出てきたためバナナトラップだけ確認し、
沖永良部名物(?)缶のスポドリ100円を口にし、宿へと戻った。
1時間ほど昼寝し、ラーメン屋へ行こうとするもまさかの定休日。
仕方なしに唯一のコンビニであるRCマートでお弁当とかパンが沢山売ってたのでそれを頂き、モンエナを口にし、ライトトラップを担いで再びK山まで自転車を漕いで行く。
20時過ぎに点灯するとなんだか虫の集まりがいい。
21時前後にここのクワガタが来やすいとのことなのでとりあえず余裕を持って見守っていると
キンカメムシや
網がカメムシだらけになったり
良くも悪くも虫は飛んできており、まだ期待が持てる。
ライトラから少し離れたところにもコガネムシが落ちてきていたのでそっちも見回りに行くと
来た
ようやくである。
なにか細長いものがいると思い拾い上げてみるとオキノエラブノコギリであった。
ようやくという安堵感につつまれた。
しかし、そこから追加はないが、待っていると
「ブルルル バーン」
まさにこの通りの音がなり、ヒラタクワガタが鎮座していた。(この絆創膏は2日目網の金具で怪我したやつです💦)
裏の毛を確認しようと思ったが暗くてよくわからず逃げられても困るのでスマホで定規サイトを開き軽くサイズを測ってケースへ。
60mmは超えてそうであった。
オキノエラブヒラタの60upはなかなからしく思わぬ収穫にホクホクしたが、その後南西諸島唯一のオサムシが来たぐらいで終わってしまった。
621号線を駆け下り、旅館に着くとすぐに寝た。
p.s 59mmでした
④へ続く